タケスポインフォメーションvol.2 健やかな成長と学校保険
いつも大変お世話になっております。
今回のスタッフブログは、当院にて事務をしております濵﨑がお送りいたします。
皆様、ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたでしょうか。
今年は最大10連休。羽を伸ばしに海を渡った方も多いのではないかと思います。
ゴールデンウィーク?なにそれおいしいの?と思われた皆様・・・
ご安心ください。私も世間がゴールデンウィーク10連休で盛り上がっている中、せっせと仕事をしていた仲間です。
そんな私でも、つかの間の休息を頂きました。
ヤフオクドームに野球観戦へ⚾⚾⚾
私もこう見えて、昔は高校球児でした。野球は観るのもするのも大好きです。
この日は5月5日。子どもの日ということで、電光掲示板の表示は全てひらがなでした。
漢字が苦手な私からしても、これはありがたい。
今年のホークスはシーズン序盤から故障者が続出しておりますが、そんなチーム事情の中でも、現在パ・リーグの首位を快走中(5月11日時点)。選手層の厚さと、新しいスター選手を次々と輩出する育成システムは、やはり球界随一だと思います。
さて、今回もこの時期にちなんだ医療事務員らしいお話を
5月と言えば、皆様は何を思い浮かべますでしょうか
5月は色々あると思いますが、私がパッと思いつくのが、鯉のぼりです
ということで今回は、鯉のぼり=子どもの日と、ホークスの故障者続出の現状に関連して、
学校保険(医療等の状況)の制度について、お話しさせて頂こうと思います
学校保険とは、日本スポーツ振興センターが運営しており、お子様が学校(園)の管理下で負傷した際に、保護者に対して給付金をを支払う制度になります。幼稚園・保育所・こども園・小学校・中学校・高校・専門学校が対象となっておりますが、大学も独自の制度を設けている場合がございますので、大学生の皆様は一度ご確認をお願い致します。
学校(園)の管理下とは、
〇通学中
・登(下)校中に転倒した 等々
〇授業中
・図工の時間に彫刻刀で指を切った ・遠足の登山中に足を捻挫した 等々
〇休憩中
・昼休みにドッチボールをして突き指をした ・学校給食等で食中毒を起こした 等々
〇部活中
・部活の試合で肉離れを起こした ・部活の練習中に熱中症になった 等々
が主な項目になります。学校(園)が関わるものについては基本的に対象となりますが、
「学校(園)に行って帰ってくるまでの間にできた怪我」
と解釈していただければわかりやすいかと思います。
病気については一部制限がございますが、熱中症や食中毒も対象になるため、守備範囲はかなり広いですね。
今宮選手といい勝負です。
給付金額については、総医療費の4割(4/10)が給付されます。
これ、実はとてもすごいんです。
例えば、総医療費が10,000円だった場合
※総医療費というのは、医療費の総額=10割での数字です。
学生の患者様のほとんどが、健康保険証をご提示いただければ、窓口での自己負担額は3割分のみになりますので、患者様の負担額は総医療費10,000円の3割分なので3,000円。
学校保険の申請をして頂ければ、総医療費の4割の給付金を受け取れますので、4,000円の給付金が日本スポーツ振興センターから支払われます。
そうです!学校保険を申請して頂ければ、負担した治療費+1割の給付金が支払われる仕組みになっているのです。
すばらしい。柳田選手のホームランの様に3150(最高)です。
なぜ4割なのかというと、病院への交通費等を考慮して、患者様の負担分(3割)+1割になっているようです。
「病院で支払った額+全体の1割」と覚えていただければ良いかと思います。
申請の方法についてですが、学校(園)から「医療等の状況」という書類を受け取り、そちらを医療機関の方へご提出ください。記載が完了しましたら患者様にお返ししておりますので、そちらを再度、学校(園)の方へご提出していただければ、あとは学校(園)が手続きをしてくださいますので、患者様がしなければならないことは特にございません。
また、こちらの書類は1ヶ月毎に1枚必要となるため、複数月にかかり治療を受けられている患者様につきましては、その分用紙が必要となります。3ヶ月間治療をされている患者様は3枚必要になりますので、ご準備をお願いいたします。
なお、こちらの書類作成に対して、発行手数料等はございません。無料にて作成しておりますので、ご安心いただければと思います。
何かご不明な点等ございましたら、事務スタッフまでお気軽にお問い合わせください。
日本スポーツ振興センターのホームページにも詳しくまとめられておりますので、そちらも合わせてご確認いただければと思います。
長々と失礼いたしました。
皆様の健やかな成長を、我々一同、これからも全力で見守ってまいります。
以上、現場から濱崎がお送りいたしました。