恩師の執筆した アキレス腱の治療の専門書をご紹介します。

運動と医学の出版社
名医が伝えるシリーズ
アキレス腱断裂の治療
著 内山英司

スポーツ業界の方なら知らない方はいないのではないでしょうか。
私が10年間、スポーツ整形外科の診断・手術を徹底的に鍛えていただいた関東労災病院スポーツ整形外科の部長を長きにわたり務めておられた恩師であります。

プロ選手  オリンピック選手など 皆様のよくご存知の選手達を多数 治療を担当され 復帰させておられます。

アキレス腱断裂は、プロ選手でも スポーツ新聞に記事を見ます。
皆様 アキレス腱は ただ縫えばいいやろとか思ってないですか？
あるいはギプスしてれば 癒合するんじゃないか？ とか思ってませんか？
適当にしか治療しないと再断裂も ありますし
例え手術をしても 完成したアキレス腱が 健側より短い場合 十分なストレッチができず
逆にアキレス腱が健側より長くなれば チカラが入りにくい など 縫合する際の長さ調節も大事です。
また、術後は アキレス腱部分の皮下脂肪がうすく、皮膚が足関節の運動で伸び縮みするため
皮膚の清潔や保湿をしっかりしておかないと 表層から感染を起こして 大変なことになります。

このアキレス腱断裂の治療という本は
細かいところから リハビリ内容まで、しかも動画つきで 書かれてあり
整形外科の研修医からバリバリ手術されている先生方にも役に立ちますし、勉強熱心なトレーナーにもお勧めです。

内山先生は、現在 品川区にある
稲波脊椎 関節病院 副院長 です。