足首の捻挫 痛みで体重をかけられないケース
足首の捻挫 痛みで体重をかけられないケース
「サッカー中に後方からタックルされて足首を捻挫したんですが、足がつけないほど痛いんです。」
数年前の大学競技サッカー選手の事例です。
主訴:左足痛 歩行困難
現病歴:
サッカー中にボールを蹴ったところで後方からチャージされ、左足を着いた際にゴリゴリツと音がして疼痛出現。
翌日初診。
診察してみると足関節の外側の靭帯はすべて圧痛があり、キックの姿勢(足関節底屈位)でアキレス腱の奥に痛みが強くでていました。
片足立ちは痛みが強く不可能でした。
レントゲンでは明確な所見なく、MRIを撮影したところ、なんと「距骨」という体重をうける骨の表面に、細長い骨軟骨の骨折がありました。
あらためてレントゲンを見てみると関節面に遊離している骨を発見。
後日入院していただき、関節鏡で遊離骨を摘出しました。
翌日から徐々に荷重をかけて、数日後にはフリーで歩行可能となり退院になっています。
★足関節をねんざ型式で受傷して荷重がかけられない場合は、
外側靭帯の中等度以上の重症度の場合や、こうした骨軟骨骨折もあるので、ぜひ精密検査をうけていただくことをお勧めします。
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