スポーツ医学研修会開催
6月18日、恒例となりますSAKAI整形外科主催スポーツ医学研修会を開催しました。
演題は、スポーツ医学分野から1題、レントゲン分野から1題、理学療法分野から1題で合計2時間の研修会です。
スポーツ医学分野アイシングの理論と実際
レントゲン分野手舟状骨骨折のレントゲン所見の見方
理学療法士投球側の肩関節に発生した肩関節脱臼症例の経過と治療のポイント
今年で10年目となります。2か月おきに年間6回行っております。
本日は70名のトレーナーの先生方が集まられました。
近年アイシングの効果について疑問視され、
見直しが入っているとの情報もありました。
私は日本体育大学大学院健康科学スポーツ医学研究科で
ラットの筋挫傷モデルを用いて冷却の効果の検証もしていた時期がありますので、
ケネスナイト氏の本の内容、ヒートショックプロテイン、
日本体育大学大学院時代の筋挫傷モデルでアイシングの効果を検証した自分自身の実験結果、
文献的な報告を交えて講義させていただきました。
その後、足関節外側靭帯損傷・膝内側側副靭帯損所の診断のポイントと治療のミニレクチャーをして終わりました。
武田康志