ウォーミングアップ
こんにちは、診療補助の市原です。
みなさん、運動前にはウォーミングアップは行なっていますか?
緊急事態宣言も解除され徐々に部活動も再開され、それに伴いスポーツによる怪我が増えることが予想されます。
ウォーミングアップをせずに運動をしてしまうと様々な怪我の発生につながってしまいます。そこで今回はウォーミングアップ、クールダウンの効果についてお話ししたいと思います。
ウォーミングアップによって
体温の上昇、心拍数の増加(血流、酸素運搬能力の増加)、筋温上昇によって筋力発揮がスムーズになる、固有感覚受容器への刺激、柔軟性の獲得、脳・神経系への刺激
など様々な効果が期待できます。
また、激しい運動後には疲労物質である乳酸値が上昇します。この血中の乳酸は血液循環によって肝臓に運ばれます。
このため、運動後には速やかに全身の血液循環を促進させることが重要になってきます。
血液循環を促進させるためにクールダウンを実施します。
また徐々に強度を落とすようにクールダウンを取り入れることで、無理なく血流促進を促し体への負担を軽減することができます。
このようにウォーミングアップ、クールダウンは怪我を予防するだけでなく、運動後の疲労回復にも重要な要素になってきます。
自粛明けの練習再開で怪我の発生が予想される今だからこそ、しっかりウォーミングアップ、クールダウンを徹底し怪我なくスポーツをしていきましょう。