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整形外科・
リハビリテーション科

膝のどんな症状ですか?

  • 運動時に膝の外側が痛む
  • 運動時にお皿の外側が痛む
  • 運動時、膝のお皿の下が痛む。
  • 人との軽い接触やジャンプ着地、ステップ時に膝のお皿が痛い。
  • ジャンプの着地や膝を捻った時に膝のお皿(膝蓋骨)がズレたような感じがする。
  • 曲げ伸ばしの時に引っかかる感じがする。膝が腫れている(水が溜まっている)。
  • 膝を曲げた時に痛む。ぶつけてもいないのに骨が出っ張り触ると痛い。
  • ジャンプ着地時に膝を捻った。力が入りにくく、時々ガクッとなる。
  • 運動時に膝の外側が痛む

    概要

    ジョギング愛好家、ランナーに多くみられます。
    ジョギングやランニングにて走る距離が増加すると痛みが出現し、特徴として膝屈伸時に膝の外側が痛む。

    疑われる疾患
    • ・腸脛靱帯炎
    • ・外側半月板損傷
    必要な検査

    MRI

    腸脛靭帯部に炎症反応が出ていないか、外側半月板の損傷がないかを確認します。

    徒手検査

    ・グラスピングテスト
     腸脛靭帯部(膝外側)に圧迫を加えながら膝の屈伸を行うと痛みが誘発される。

    タケスポでの治療、復帰までの流れ

    片足スクワットが90°可能かチェックし、可能であれば痛みの範囲内で運動を許可する場合があります。不可能であれば運動を中止し、治療に専念して頂いております。
    治療内容は、ショックマスター(圧力波)、物理療法、大腿部外側(大腿筋膜張筋、腸脛靭帯)のストレッチ・マッサージを行い柔軟性の改善が有効です。またフォームの見直しや、インソール作成、走る場所のコースの見直し(坂道・斜度のある路面は避け、芝生や弾力性のある路面で行う)をするのも予防・改善に繋がります。練習後のアイシング等のケアは必ず行うようお願いします。

  • 運動時にお皿の外側が痛む

    概要

    ラン動作やジャンプ動作の多いスポーツによくみられる。
    生まれつきお皿が分裂している選手が
    ジャンプやランを多用することによって分裂部に筋肉が負担をかけ炎症を起こす。
    Saupe分類というもので分類されており
    三型の外上方型が最も多い

    疑われる疾患
    • ・有痛性分裂膝蓋骨
    必要な検査

    レントゲン

    膝の正面像、スカイライン像にて
    お皿の分裂を認めるか
    又、何型かの判断

    タケスポでの治療、復帰までの流れ

    基本的には保存療法ですすめていく
    消炎治療にて経過を見ていきながら
    片足スクワットでは70から80°以上
    ストレッチにて左右差なく痛みの消失を確認し
    基準値以上なれば治療で痛みをコントールしながらのPLAYを許可する

  • 運動時、膝のお皿の下が痛む。

    概要

    慢性的な刺激による、膝蓋骨(膝のお皿)の下の痛みです。
    10~12歳の男子に多く、膝蓋骨下端の圧痛、腫脹、運動時痛があります。

    疑われる疾患
    • ・シンディングラルセン病
    • ・膝蓋靱帯炎
    • ・膝蓋下脂肪体炎
    必要な検査

    レントゲン

    骨の形態異常や側面像で骨が分裂していないか、骨表面に不整像がみられないかを確認しています。

    タケスポでの治療、復帰までの流れ

    基本的に保存で経過観察とします。
    経過観察中はオステオトロンを中心に患部外トレーニングを実施します。
    レントゲンにて骨癒合を認めるとともに、大腿四頭筋のストレッチ、片脚スクワットでの痛みが無いか、また、膝蓋骨下端の圧痛、腫脹、運動時痛が無くなれば徐々に復帰していきます。
    上記が判断材料となり、明確な期間については個人差がございますので、早めのご来院をお勧めいたします。

  • 人との軽い接触やジャンプ着地、ステップ時に膝のお皿が痛い。

    概要

    走り込みなどの運動の反復により、骨に繰り返し負担がかかり、その弱った骨にさらに力が加わる事で発症する骨折を疲労骨折と言います。
    前から少し痛みはあったが我慢できるほどの痛みで、いつも通りスポーツを行う事が出来たが、急に強い痛みが出現することが多くあります。
    怪我をした際は、歩くのも困難なほど痛みが強く、膝に水が溜まり、仰向けで寝たときの脚上げが出来ない事が多いです。
    画像診断にて転位があるものは、手術も適応となりますが、転位がなければ保存加療です。

    疑われる疾患
    • ・膝蓋骨疲労骨折
    • ・膝蓋靭帯炎
    必要な検査

    レントゲン

    疲労骨折の有無や、骨の形態的な異常がないかを確認するために行います。
    基本的に下1/3の横骨折が好発部位です。

    MRI

    発症初期の疲労骨折はレントゲン検査では確認できないこともあり、確定診断のためにMRI検査を用います。

    タケスポでの治療、復帰までの流れ

    保存療法では約4~6週間の膝伸展位固定で安静となります。週2~3回のオステオトロン治療をして、2週間ごとにレントゲン検査を行い、亀裂部の消失・理学所見にて徐々にリハビリ開始、約3か月でのスポーツ復帰が目安になります。
    手術した場合は、約6~12週間がスポーツ復帰の目安となります。
    運動REST期間でも、患部外トレーニング等を行っています。

  • ジャンプの着地や膝を捻った時に膝のお皿(膝蓋骨)がズレたような感じがする。

    概要

    10代の男女に多く、ジャンプの着地切り返し動作時に膝関節を軽く曲げた状態で、膝が内側に入るように捻ってしまうことで受傷します。膝蓋骨(お皿)が外側に外れる(脱臼)ような感じがあり、繰り返し脱臼する反復性脱臼になる場合もあります。

    疑われる疾患
    • ・膝蓋骨脱臼・亜脱臼
    必要な検査

    レントゲン

    骨の形状や脱臼が無いかを確認します。

    MRI

    内側膝蓋大腿靱帯を損傷していないか、膝蓋骨の内側と大腿骨の外側に骨挫傷がないかを確認します。

    タケスポでの治療、復帰までの流れ

    保存療法では6週間の固定期間があり、固定除去後から復帰に向けてトレーニングを行なっていきます。膝蓋骨脱臼の方は内側広筋(大腿の内側)の筋力低下が起こりやすく、固定期間は消炎鎮痛と内側広筋の筋力トレーニングが中心となります。固定除去後よりスポーツ復帰に向けて可動域訓練や筋力トレーニングを積極的に行いパフォーマンスを向上させていきます。3〜4ヶ月以降で徐々にスポーツ復帰を目指していきます。
    手術の場合は術後2ヶ月頃よりジョギングを開始し、その後は筋力測定を適宜行いながら筋力評価をしていき、4ヶ月以降でスポーツ復帰をしていきます。
    保存・手術療法どちらでも固定期間で患部が動かせない期間、当院では患部外トレーニングも行い復帰までしっかりサポートさせていただきます。

  • 曲げ伸ばしの時に引っかかる感じがする。膝が腫れている(水が溜まっている)。

    概要

    スポーツ活動中や日常生活において膝関節を屈伸する際に引っかかりを感じたり、痛みを感じたりするような場合には半月板損傷が考えられます。
    半月板は膝関節の大腿骨と脛骨の間にあるC型をした線維性軟骨の板で、主に衝撃吸収や関節を安定させる役割をしています。
    半月板損傷の原因はスポーツなどの怪我で起こる外傷性と、加齢により半月板が弱くなり、微細な外力が繰り返し加わって損傷する変性断裂があります。
    外傷性では、ストップやターンなどスポーツ中に傷めることが多く、ジャンプの着地の際などに前十字靱帯の断裂に伴って損傷することもあります。サッカー選手などではキックの後に膝が伸ばされて損傷することもあります。また、外傷と関係なく生じるものの中には円板状半月の場合もあります。円板状半月とは生まれつき半月が大きく分厚くて膝の屈伸で引っかかりやすいのが特徴で多くは膝の外側に起こります。
    変性断裂では加齢により半月板自体の強度が弱くなり、歩行などの日常動作の軽微な膝の捻れの繰り返しで損傷します。

    疑われる疾患
    • ・半月板損傷
    必要な検査

    レントゲン

    骨折の有無や骨の形態異常がないか確認します

    MRI

    半月板は内側と外側に楔形で黒く写るが、その中に亀裂があると白い線が写ります。

    タケスポでの治療、復帰までの流れ

    当院ではリハビリテーション(運動療法)やヒアルロン酸の関節内注射などの保存療法か、関節鏡を用いての半月切除術や修復術などの外科的治療が選択されます。症状および所見・検査が軽症の場合は保存療法で経過をみていきます。運動療法は関節の可動域の改善や大腿の筋力トレーニングを行います。また、膝にかかる負担を軽減するために股関節周囲や体幹の筋力トレーニングを行ったり、バランス練習をしたりします。痛みの軽減が得られ筋力の左右差が無くなれば徐々にスポーツ活動に参加して行きます。痛みの強い場合や、引っかかりが強くロッキング症状のある場合は手術療法で半月板の縫合や、最小限の切除を行います。半月板には、軟骨にかかる負担を減らす重要な役割があるため出来る限り温存する(残す)ことが重要です。

    【手術について】
     手術は関節鏡を使い処置を行います。基本的には縫合術が第一選択です。しかし、半月板の状態が縫合に適していない場合は最小限に切除します。縫合する場合と切除する場合で術後リハビリテーションの進め方が変わってきます。

    【リハビリテーション】
    ①安全な範囲で、膝関節可動域を回復させる。
    ②大腿を中心とした筋力を回復させる。
    ※術後は患部の再生過程に合わせて負担をかけないようにリハビリスタッフがリスク管理を徹底し行っております。指示のもと、安心してリハビリを行ってください。

    【復帰期間】
    ・縫合手術を受けた場合はスポーツ復帰までに約5ヶ月かかる。
    ・切除手術を受けた場合はスポーツ復帰までに2~3ヶ月かかる。
    ・復帰の条件は健側との筋力の差が20%以内で、パフォーマンステストの合格です。

  • 膝を曲げた時に痛む。ぶつけてもいないのに骨が出っ張り触ると痛い。

    概要

    成長期(10~15歳頃)にスポーツ活動性の高い、特にバスケットボールやバレーボールなどのジャンプが多いスポーツをしている人やサッカー選手などによく見られます。もちろんスポーツ活動をあまりしない人でも発症する場合もあります。
    原因としては、
    ・骨成長と筋成長のバランスが崩れることによって身体の柔軟性が低下する事
    ・競技動作での「使いすぎ」
    などが挙げられ、骨になる前の柔らかい組織である軟骨に炎症が起こり、痛みが出現してしまいます。

    疑われる疾患
    • ・オスグッド・シュラッター病
    必要な検査

    レントゲン

    骨の形態異常や側面像で骨が分裂していないか、骨表面に不整像がみられないかを確認しています。

    タケスポでの治療、復帰までの流れ

    まずは痛みの軽減・消失を目的に処置室で物理療法を中心とした施術を行います。その後痛みの状態や試合日程に応じて2階のリハビリ室でアスレティックトレーナーが早期復帰に向けた患部外トレーニングや柔軟性改善などを行っております。
    患者様より一番多い質問が、今の状態でプレーしていいのか?です。当院の基準は以下になります。

    安静:うつ伏せで太もも前のストレッチで痛みあり+片脚でスクワット動作を行い痛みで90度曲げることができない。
    様子をみながらプレー:うつ伏せで太もも前のストレッチで痛みなし+片脚でスクワット動作を行い痛みはあるが80~90度曲げることができる。
    スポーツ復帰可能:うつ伏せで太もも前のストレッチで痛みなし+片脚でスクワット動作を行い90度曲げることができ痛みがない。

    オスグッド・シュラッター病は多少無理をしても医学的には大きなトラブルにはなることは少ないですが、無理をし過ぎると、痛みがなかなかとれない・骨が分裂してしまうなど、将来的に手術になるケースもありますので、試合のスケジュールやご本人様の希望もお聞きしながら今後の方針を決めていきます。

  • ジャンプ着地時に膝を捻った。力が入りにくく、時々ガクッとなる。

    概要

    前十字靭帯の受傷機転はスポーツ活動中に損傷する場合が多く、コンタクトスポーツで外力が直接膝に加わり損傷する場合(接触型)と急激なストップやジャンプ着地時、ステップ時に膝に捻りが加わる動作により損傷する場合(非接触型)に分けられます。
    非接触型損傷が一番多い受傷機転であり、外反損傷(knee-in toe-out:膝が内側に入り、つま先が外側を向く)が多い受傷動作です。
    その他に合併損傷として内側側副靭帯損傷や半月板損傷などがあり、同様の受傷肢位として膝蓋骨脱臼があげられます。

    疑われる疾患
    • ・前十字靭帯損傷
    • ・内側側副靭帯損傷
    • ・半月板損傷
    • ・膝蓋骨脱臼
    必要な検査

    レントゲン

    まずは骨折の有無や骨の形態異常がないか確認します。

    MRI

    正常な前十字靭帯のMRI像は側面から見ますと約45度の角度で脛骨から大腿骨付着部まで連続性があり、たわみがなくピンと張った状態で見えます。
    骨挫傷(骨と骨がぶつかること)があるか、ないかも診断における重要なポイントとなります。

    タケスポでの治療、復帰までの流れ

    【Knee lax(ニーラックス)検査について】
    ・膝十字靭帯機能(前後の動揺性)を検査できる装置です。
    ・前十字靭帯や後十字靭帯の損傷を疑った場合にリハビリ室にて検査を行います

    【手術療法か保存療法か】
    前十字靭帯は損傷すると損傷部が再生することはなく、また断裂した靭帯が正常な解剖学的位置に付着することはほぼありません。よって膝の運動制動が不十分になり機能不全になります。機能不全になるとジャンプの着地や、ステップ、カッティング動作で、膝崩れ(Giving Way)が発生するようになります。
    保存療法でもスポーツ復帰までに2か月から3か月かかる上に、復帰してもベストパフォーマンスが発揮できない場合が多いため、時間的なロスを考えると第一選択としては手術療法が選択されることが多い疾患であります。
    ・通常前十字靭帯損傷・断裂の治療は手術希望の有無に関わらず、膝の可動域(動く範囲)を健側と同じ角度に改善させます。→可動域が改善するまでに、損傷程度・個人差もありますが1か月程度で健側と同じ可動域に改善します。
    ・可動域が健側と同等に改善した段階で、患者様の環境に合わせて手術の有無・術式の選択・日程等を経過観察しながら決めていく旨を説明させていただきます。

    【手術療法について】
    手術は再建術がスタンダードな治療法であり,当院では膝蓋腱を使用するBTB,半腱様筋腱(SemiTendinosus)・薄筋腱(Gracilis)を使用するSTGのどちらかを用いています。

    【リハビリテーション】
    ・重要な事
    ①安全な範囲で、できる限り早めに膝関節可動域を回復させる。
    ②大腿を中心とした筋力を回復させる。
    ※術後は患部の再生過程に合わせて負担をかけないようにリハビリスタッフがリスク管理を徹底し行っております。指示のもと、安心してリハビリを行ってください。

    【復帰期間】
    ・手術を受けた際にスポーツ復帰までに8-12か月かかる.
    ・復帰の条件として健側との筋力の差が20%以内である
    ・復帰テストの合格

軽症である場合にも、将来的なパフォーマンスへの影響が考えられます。
予防やストレッチ方法などのレクチャーもいたしますので、
不安な方はぜひ一度ご相談ください。

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