ふくらはぎのどんな症状ですか?
- ダッシュをしようと踏み込む際、ふくらはぎに痛みがでた。
- 後方からけられたような衝撃があった
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ダッシュをしようと踏み込む際、ふくらはぎに痛みがでた。
- 概要
ふくらはぎの筋肉にジャンプやダッシュなどの急激な負荷がかかり、損傷が起こってしまう状態です。
筋肉の損傷の為、ストレッチや歩行時にも痛みが生じ、重症例では痛みの為に歩行が困難になることもあります。
- 疑われる疾患
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- ・腓腹筋肉離れ
- 必要な検査
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レントゲン
骨折の有無や骨の形態異常がないかの確認をします。
MRI
肉離れを疑う場合は、MRI検査を行ない
筋肉の損傷がどの程度なのか、また出血がどのくらい起こっているのかチェックします。
- タケスポでの治療、復帰までの流れ
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まずは物理療法や手技治療で患部の治療を積極的に行っていきます。
ストレッチ痛が取れた段階で、踵上げにて筋力の評価を行い、片足での踵上げが痛めていないほうの足と同じ高さまで20回連続で可能になった時点で、2階のアスレティックトレーナーが競技復帰に向けて立ち上げていきます。
痛みの強い時期は患部の治療がメインとなりますが、患部以外の心肺機能や体幹・上半身の筋力も落とさないようにトレーニングを行っていきます。
大したことはないと放置していると、時間が経ってもなかなかパフォーマンスが上がらないことが多いため、肉離れが疑われる場合は早期に病院を受診することをおすすめ致します。
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後方からけられたような衝撃があった
- 概要
ふくらはぎの筋肉とかかとの骨をつなぐアキレス腱が、ジャンプの着地や踏み込み動作、バックステップなどで断裂してしまうことがあります。
ほとんどの選手は「後方から蹴られたような衝撃があり、振り向いたら誰もいなかった」と訴えます。
- 疑われる疾患
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- ・アキレス腱断裂
- ・腓腹筋肉離れ(重症)
- 必要な検査
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レントゲン
骨折の有無や骨の形態異常がないかの確認
MRI
アキレス腱の連続性や炎症反応が出ていないかの確認。
又、他疾患が隠れていないかも確認。
※補助診断としてエコー検査も行うこともあります。
- タケスポでの治療、復帰までの流れ
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基本的には手術療法が適応となります。
手術後は縫合したアキレス腱を保護するために装具固定を行ない、リハビリを進めていきます。
スポーツへの完全復帰は約6か月とし、片足での踵上げが痛めていないほうの足と同じ高さまで20回連続で出来るまでとしております。
保存療法も患者様の状態や生活環境に合わせて行っております。お気軽にご相談ください。
軽症である場合にも、将来的なパフォーマンスへの影響が考えられます。
予防やストレッチ方法などのレクチャーもいたしますので、
不安な方はぜひ一度ご相談ください。